初めての東京遠征で不安要素も 今年がまだ14回目の歴史の浅いGIII重賞だが、第一回の2着馬アユサン(桜花賞馬)を筆頭に、昨年の6着馬カムニャック(オークス馬)まで、出走馬の中からすでに「12頭」も後のGI馬が誕生している。10月11日に行われた11回目の「サウジアラビアロイヤルカップ」とともに、毎年のように後のGI馬が含まれている評価の高い2歳重賞。 今年も注目馬が出走する。GIを3勝したソダシ(父クロフネ)の半妹マルガ(父モーリス)は、函館の芝1800mの新馬戦を「1分48秒1」の2歳コースレコードで勝っている。姉のソダシは2戦目の「札幌2歳S1800m」を当時の2歳コースレコード1分48秒2で制しているから、未来に向けて同じような出発にな…