穴にはトライアル組から可能性を探る “実り多き秋”に関連した言葉と言えば、“天高く馬肥える秋”が思い浮かぶ。とにかく、気候が良ければ快適な気分にさせてくれる言葉でもある。この馬肥える秋は、今週の秋華賞にあてはめてもしっくりくる。 この10年の勝ち馬の馬体重をみると、6頭が前走より増えていて、変わらずが2頭、減少が2頭となっていたのだ。この他、馬体だけでなく、メンタル面の成長もあるので、そこにも目を向けなくてはならない。キャリアの浅い春シーズンを戦い、いよいよ本格化のときを迎えて、これからが真価を発揮するとき。実り多き秋にふさわしい戦いが始まる。 3歳牝馬三冠最終戦で、2年前にはリバティアイランド…