府中牝馬Sの結果と強く結びついた一戦 今年、第一回の「アイルランドT」は、この季節に行われていた「府中牝馬S」がその前身。今年の府中牝馬Sは6月に移りハンデ戦で行われたが、同じ東京の1800mとあって新しい重賞とほとんど同じ条件。そこで6月の府中牝馬Sの結果と強く結びついた。 レースの流れは府中牝馬Sが「前半1000m通過58秒9-上がり47秒1-35秒4」だったのに対し、アイルランドTのそれは「前半60秒8-後半44秒9-33秒2」。著しくペースは異なり、上がりの時計は別のレースのようだったが、勝ち時計は前者の「1分46秒0」に対し、アイルランドTは「1分45秒7」。 スローに近かった今回の東京1800mの流れは、6月の府中牝馬Sと前半1000m…