ここ3年でさらに強まる傾向とは 重賞をデータで予想する際には過去10年で括ることが多いが、今回は敢えてスプリンターズステークスの過去5年を前提に話をしてみたい。 というのも、馬場整備の進化はめざましく、6?10年前と直近5年では前提条件が違う。そして馬場が良くなった結果、スプリンターズSにおける枠順の重要性が高まっているわけである。さらに言えば、ここ3年でさらにその傾向は強まっている。 過去5年のスプリンターズSでは単勝10倍以上の馬が7頭馬券に絡んでいるが、2ケタ馬番で道中後ろ半分にいたのは2020年3着のアウィルアウェイだけ。ここ2年は一昨年のマッドクールが10番枠から、昨年のルガルが13番枠から馬券に絡んでい…