コース巧者のコスモキュランダに期待 今年は近年にしては珍しい11頭立て。強引に飛ばす馬は見当たらず、かなり落ち着いたペースか。最近の傾向からのヒントは、今年は6歳以上のベテランが5頭いるが、もう10年連続して勝ち馬は4歳?5歳馬が独占する(4歳馬6勝。5歳馬4勝)。ベテラン勢の連対は6歳馬の、2着3頭にとどまっている。主軸は4歳、5歳馬だ。 もうひとつの大きな興味は6歳牡馬ドゥラドーレス(父ドゥラメンテ)、4歳牝馬レガレイラ(父スワーヴリチャード)の兄妹対決だが、兄はやや分の悪い6歳。妹は昨年の有馬記念より負担重量が3キロも重い57キロ。どちらが有利か非常に難しい。 中山の2000-2200mに[1-4-1-1]の実績を誇るコース巧者の…