血統で振り返る関屋記念 【Pick Up】カナテープ:1着 馬主のチャールズ・フィプケ氏はカナダ人の探査地質学者。ダイヤモンド、金、ウランといった幅広い探鉱で財を成し、世界的なサラブレッド事業を展開しています。海外の個人馬主が所有する日本調教馬がJRA重賞を勝ったのは、ベルーガ(オーストラリア人ロバート・アンダーソン氏が所有し、2017年のファンタジーSを制覇)以来となります。 本馬は2019年のセレクトセール当歳でフィプケ氏が購買しました(税抜8400万円)。母ティッカーテープは、アメリカンオークス(米G1・芝10ハロン)とクイーンエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9ハロン)の勝ち馬。カナテープの半弟スカイロケット(父ジャ…