開幕週の芝コンディションを活かせるか? 福島メインの「バーデンバーデンC」は、昨年までの芝1200mから一転、今年は芝2000mに変更になった。同じ3勝クラスだけに多頭数の激戦は変わらないが、年齢別の成績など、レースの持つ傾向はまったくない。 開幕週の絶好の芝コンディション。天気が崩れる心配はないので、好時計の決着は間違いない。芝2000mの持ち時計1位は、昨年の皐月賞0秒8差8着のルカランフィースト(父イスラボニータ)の1分57秒9。自身の上がり34秒6。その能力に疑問はないが、先行タイプではないのでレース展開に左右されそうだ。 同じ4歳のアンゴラブラック(父キズナ)は前走、中山の2000mを1分58秒2(上がり33秒9)で勝って2…