宝塚記念経験豊富な武豊騎手を味方に 土曜日の朝「芝は稍重」でスタートした芝コンディションは、直前まできわめて微妙。芝状態と、長めの中距離区分になる2200mがもたらす展開(流れ)が大きなカギになる組み合わせだ。最初から人気は大きく分散している。 おそらく強引に先手を主張する馬はなく、レース中盤で動く馬は出現しても前半1000m通過は60秒前後の平均ペースの可能性が大きい。 主導権を握っているはずのメイショウタバル(父ゴールドシップ)は、未勝利勝ちは追い込みだったが、それ以降は気性も関係して先行一手。先行抜け出しの2勝目の前半1000m通過は61秒5。3勝目の毎日杯は逃げ切り6馬身差圧勝、重馬場の芝で(実質は稍重程度)…