今週末には宝塚記念が開催され、上半期の競馬もいよいよ大詰め。今回はリンクスティップと挑んだオークスと、ファウストラーゼンと挑んだ日本ダービーを振り返っていただきました。 ともに西村真幸厩舎の所属馬での挑戦となった2戦。ミルコ騎手は2頭ともに大きな期待をかけていたそうで「本当に残念」と心境を吐露します。「マクって」「先頭でも…」と、師と入念な事前準備をして臨んだ両レースの作戦や、返し馬で感じた“硬さ”の正体など赤裸々に語ってくれました。 (取材・構成=森カオル) 「競馬に行けば変わるかも」と願ったけれども ──ファウストラーゼンとのコンビが注目されたダービーでしたが、結果は残念ながら18着。東京という…