これで国内マイル戦は4戦4勝 予測された通りあまり流れは速くならず、前後半の半マイルは「46秒7-46秒0」。前半1000m通過は「58秒4」。当日の3歳上1勝クラスが「58秒6」なので、かなり遅いペース。勝ちタイムの1分32秒7は、この10年間で9番目に遅い時計となった。 それも関係して、2着馬に1馬身半(0秒2)の差をつけて快勝したジャンタルマンタル(父パレスマリス)は別に、2着から15着馬までが「1秒0」差以内に入線する大接戦の結果だった。後半800mが前半より0秒7も速い決着になったため、レース運び(脚質)に注文のつく差し馬勢は総じて上位入線は苦しいレースだった。 といっても、強力な先行馬がいなければ東京だからこそ時おり生じるレ…