今春、51年に渡る現役生活に自らピリオドを打った的場文男元騎手。当時、68歳と6か月。“大井の帝王”として当たり前にあったその姿は、もう競馬場にはありません。 6月11日に行われる東京ダービーを前に、久しぶりにメディアに登場してくださった的場文男さん。引退後の生活や、今だから話せる“東京ダービー”への本音を存分に語ってくださいました。また、明日公開予定の後編では、今年の東京ダービーの見どころや予想をお届けします。 (取材・文:中川明美) 「骨折して病院を抜け出してでも…」レジェンドの東京ダービー 今年3月31日をもって51年間の騎手生活に別れを告げた的場文男さん。多くのファンと多くの仲間たちに惜しまれながら…