7年連続で牝馬が連対中!? 2018年まではGIの中でもトップクラスに荒れていた安田記念は、2019年を境に大きな変貌を遂げています。如実に表れているのが配当面で、2019年以降、馬連万馬券は一度も出ておらず、3連複万馬券も2022年の118.1倍の1回だけ。 2018年までと2019年の最大の変化は、それまで存在していた「降級制度」が廃止となったこと。今でも地方競馬に存在する「降級制度」。2018年まではJRAにも採用されており、端的に言えばこの安田記念の週から“4歳馬の収得賞金が半減される”というものでした。 そのため、2018年までは4歳の素質馬が「降級制度」による賞金不足で除外されるケースが多く、それが主な波乱の要因だったと言…