今年2連勝で上昇度に注目 平安Sは5月下旬の距離1900mになって以降、中京で開催された2回を含め11年も連続して「4歳馬か5歳馬」が勝っている。もちろん、タフなベテランの食い込みもあるが、時期的にダート界の世代交代も確実に進んでいるからだ。 5歳馬ブライアンセンス(父ホッコータルマエ)の上昇度に注目したい。今年の2連勝はともに小差で、ねじ伏せるような迫力はないが、一段のパワーアップが期待できる。 ブライアンセンスの父ホッコータルマエ(その父キングカメハメハ)は国内のダート36戦17勝(GI格10勝)のダート界のチャンピオン。今年は目下、公営の種牡馬ランキング1位に躍進。その父キングカメハメハも、母の父ブライアンズタ…