近6年のオークスで馬体重460キロ台以下の小中型馬の人気馬は好走率8割超 このオークスに出走する牝馬にとって距離2400mというのは、後にも先にもほぼ経験することがない過酷で長すぎる距離に分類できます。その上、前走までに距離1600m近辺の速い流れのレースを使われてきた出走馬が大半を占めており、それらの馬が一気の距離延長でも距離に適したペースを刻むのは容易ではないために、長距離にしてはペースが流れやすくて“脱落戦(バテ合い)”になりがちです。そこで好走に至るためには、確かな地力と長距離をこなせるスタミナが備わっている必要があります。 そんなオークスと、それとは真逆のスピード勝負になりがちな桜花賞とでは、本質…