オークスで牝馬三冠2つめのタイトルを狙う桜花賞馬・エンブロイダリー。管理するのは、開業2年目にして、桜花賞でGI初制覇を遂げた森一誠調教師です。 昨年末のカペラSで重賞初挑戦&初制覇を挙げ、今年はGIタイトルを獲得するなど大きな注目を集めている森師。躍進の裏には、調教助手時代に所属していた名門・堀宣行厩舎での経験が生かされているといいます。GI馬たちの戴冠までの過程を見てきたこともさることながら、堀師が大切にしていた“教え”が今の厩舎の礎に。その“教え”とは一体──。 そして、2冠目がかかるオークスへ向けての意気込みも伺いました。 (取材・文=小野響介) 周りの反響に「改めて調教師という仕事に携わって良か…