各社の注目は11ヶ月ぶりの復帰戦となるロザリオン イギリスにおける今季の芝平地シーズンが開幕して1ヶ月と少しが経過したが、古馬にとってシーズン最初のG1となるのが、5月17日にニューベリー競馬場で行われるG1ロッキンジS(芝8F)だ。ここに、4歳世代のトップマイラーたちがこぞって顔を揃える予定で、今季のヨーロッパ・マイル戦線を占う上で、見逃せない一戦となりそうだ。 ブックメーカー各社が3.0?3.25倍のオッズを掲げて前売り1番人気に推しているのが、リチャード・ハノン厩舎のロザリオン(牡4、父ブルーポイント)だ。 シェイク・オベイド・アル・マクトゥームによる自家生産馬で、G1ジャンロマネ賞(芝2000m)勝ち馬アジュマンプリ…