池添謙一騎手の天皇賞初制覇なるか 3200mの天皇賞(春)は底力とスタミナの勝負。ステイヤーの減少した最近は、10年連続して「1-3番」人気の有力馬が勝っている。また、馬券に絡んだ30頭中半数の15頭の前走が3000mの阪神大賞典。これに直前を日経賞2500mに選んだ馬が5頭。もちろん他のステップもあるが、20頭までの前走が2つの長距離戦に集中する。 サンライズアース(父レイデオロ)の勝った阪神大賞典は、メンバーや道中のペースにより走破時計の差が大きいが、3分03秒3(上がり35秒0)は史上4位の快時計だった。 中身は近年の長距離戦にありがちなしだいに速くなる流れで「63秒1-62秒4-57秒8」。一度は先頭を譲ったが、ほとんど主導権を譲ら…