昨年も阪神大賞典の先行組は天皇賞(春)で大活躍(ディープボンド等)⇔阪神大賞典の差し組は天皇賞(春)で全滅(ワープスピード等) この京都芝3200mの舞台条件で施行されるGI天皇賞(春)と、その最有力ステップレースである阪神芝3000mの舞台条件で施行されるGII阪神大賞典とでは、距離や格付けなどは近しいレースとはいえども実際のレースの中身やレースの性格についてはまるで異なってくるというのが大きなポイントです。 2010年以降の京都競馬場で行われた天皇賞(春)で、二桁人気の人気薄ながらも好走したのは印象深い12年14番人気1着ビートブラック(逃げ切り)など延べ6頭いましたが、その内5頭は“前残り”のパターンでした。 それに対し…