1着から5着馬までわずか0秒2差の大接戦 日本ダービーの優先出走権(2着まで)のかかった同じ東京2400mの「青葉賞」は、1着から5着馬まで「クビ、ハナ、クビ、クビ」差の大接戦だった。 2分24秒8「前後半1分12秒3-1分12秒5(レース上がり34秒4)」の決着タイムはこの10年間で8番目に遅い走破時計であり、必死に権利を争った上位5頭がわずか0秒2差。うち2頭は条件賞金400万円の1勝馬だった。 「日本ダービー候補がこんなにいるわけがない」。高速馬場で好タイムが続出するなか、遅い勝ち時計は物足りない。とする見方が記者の主流を占めたが、逆に、本番と中4週になったとはいえここで2分23秒台の日本ダービーと同じような快時計で激走しては、…