過去10年の勝ち馬は全馬が460kg以上 連続開催中に行われる阪神外回りの芝1600m戦でも、チューリップ賞と桜花賞の傾向は異なる。これについてはチューリップ賞のコラムでも触れたとおり。 結論から言ってしまうと、開催前半に行われるチューリップ賞では、先行力や器用さが問われており小柄な馬の好走が桜花賞よりも多い。対照的に連続開催の後半に行われる桜花賞では差し・追い込み馬が台頭しやすく、馬格のある馬が結果を残している。 実際に、桜花賞の過去10年の馬体重別成績を見ると勝ち馬は全馬が460kg以上。 この傾向は最近始まったものではなく、桜花賞が現コースに改修された07年以降から見られる。 より分かりやすく、45…