日本の芝GIにおいてかなりのシェアを占めているノーザンファーム生産馬。2015年以降の芝GI成績を生産者別で見ると、以下の様になっている。 ヤナガワ牧場はキタサンブラック1頭による7勝、ノースヒルズはコントレイル1頭による5勝であるのに対して、ノーザンファームはのべ72頭の勝ち馬で挙げた127勝でありその差は歴然。もちろん、“ノーザンファーム育成馬”を含めればさらなる頭数がいる。 これに対して、高松宮記念での成績は以下の通り。 昨年の勝ち馬マッドクールはノーザンファーム育成馬なので、ノーザンファームが全く勝てていないとまでは言えないが、生産馬の勝利は06年オレハマッテルゼまで遡る。つまり、他のGIとの差…