歴代最多の地方競馬通算7424勝をマークした「大井の帝王」的場文男騎手が現役引退を発表した。それに伴い、今週月曜日、2月17日の夕刻、大井競馬場で記者会見が行われた。 現在68歳。1973年にデビューし、51年5カ月も騎手生活をつづけた。通算43497戦7424勝、2着6062回。重賞は154勝。そこには帝王賞3勝、東京大賞典優勝などが含まれる。大井競馬リーディングに21回、地方競馬全国リーディングに2回輝いた。 公の場に姿を現したのは、最後の騎乗となった昨年7月8日以来、約7カ月ぶりということになるのか。 本来なら、ファンの前で引退セレモニーをすべきところだが、膝の調子が完全ではなく、長時間立っていることが難しいため、こう…