AJCC史上珍しいローテーション 今週のアメリカジョッキークラブカップには、実に26年ぶりに前年のダービー馬が出走する。前走の有馬記念は、初めての年長馬との一戦で、しかも初めて逃げの手に出て3着。 ペースを落とし出て行ったが、ベラジオオペラを振り切るのに脚を使うシーンがあった。それでもこのダノンデサイルは0.2秒差の健闘で底力は見せたと思う。 中山は京成杯を勝っている。そこから日本ダービーにつながっていて、4歳になった今年も一月の重賞からスタートするのは頷ける。 26年前のスペシャルウィークは前走がジャパンCでこのAJCCを勝っていたが、ダービー馬で前走が有馬記念だったケースは、46年前のサクラショウリま…