引退馬事業として珍しいクラウドファンディングへの挑戦、Yogiboとのタイアップ…意欲的なチャレンジを続けるヴェルサイユリゾートファーム代表・岩崎崇文さん(※「崎」は正しくはたつさき)。「引退馬ビジネスの風雲児」として、岩崎さんに引退馬事業を始めるまでの経緯やその後の展望を聞いてから、約2年の月日が経った。あれから牧場や岩崎さんに、どんな変化があったのだろうか──。後編となる今回は、岩崎さんの見据える、今後のヴェルサイユリゾートファームの展望について伺っていく。 ゴールは「自立」した養老牧場 では、現時点で岩崎さんが考えるゴールとは何なのか。 それは、補助金や助成金などに頼らない「自立」した養老…