レコードに迫る好時計決着 各馬のパフォーマンスの評価は 近年、中山金杯2000mが前半から息の入りにくいハイペースになることはなく、例年は前半1000m通過60秒台が標準。速くても59秒台後半だったが、今年は前後半の1000m「58秒7-59秒4」=1分58秒1。この10年ではもっとも厳しい流れで、勝ち時計は中山金杯レコード(2015年ラブリーデイの1分57秒8)と0秒3差、史上2位の走破時計が記録された。前半1000m通過58秒7は1996年以降最速なので、レース史上最速だった可能性大と思える。 先行抜け出しタイプが多く、スローになる予測はなかったが、やや気負い気味だった1番人気のクリスマスパレード(父キタサンブラック)が1コーナーでハナを切る形に…