抜群の安定感誇るウィルソンテソーロと川田騎手に注目 昨年の勝ち馬6歳レモンポップ(父Lemon Drop Kidレモンドロップキッド)は、国内のダート戦【12-3-0-0】。衆目一致のチャンピオンだけに今年も好走必至だが、ダート界の層が厚くなった近年、もう10年以上もこのGIを2勝した馬はいない。また、ダート界の世代交代も早まり、現在は5歳以下の馬が7連勝中でもある。 レモンポップの評価を下げるわけではないが、初距離1800mだったとはいえ、昨年の勝ち時計1分50秒6「60秒9-49秒7-37秒3」は1800mになって16回、13番目タイのかなり平凡な時計だった。この距離だと確勝級とはいえない。 昨年も出走していた馬が8頭もいる。中で猛然と追い込ん…