上がりタイムはメンバー最速の“32秒7” 欧州のGI馬が3頭も参戦した今年の「ジャパンC」。伏兵が行くにしても、近年、時おり生じるスローな流れになることが推測された。しかし、本来の形を崩して先行して鈍った伏兵ソールオリエンス(父キタサンブラック)以外の13頭が、みんな上がり「34秒0未満」の高速上がりになる展開までは予測できなかった。 なかなかペースが上がらない展開なので、馬群は4コーナー手前でほとんど一団。今回は天皇賞(秋)より一歩早く進撃を開始したドウデュース(父ハーツクライ)の上がりは再び33秒を突破して最速の「32秒7」。以下は13着のカラテ(父トゥザグローリー)まで、みんな33秒台だった。 天皇賞(秋)でもた…