先週末のマイルチャンピオンシップで、団野大成騎手がソウルラッシュを見事な手綱さばきで勝利に導いた。が、ゴールする前にガッツポーズをしたため、過怠金5万円を科された。JRAサイトの裁決レポートによると、「決勝線手前で5完歩ほど適切な騎乗姿勢をとらずに入線」し、「騎手としての注意義務を怠ったものである」とみなされたからだ。 制裁を受けたことは褒められたことではないが、馬上で立ち上がって左の拳を握りしめ、雄叫びを上げる姿は実に勇ましかった。ネットを見ると、複数のカメラマンがいい写真を撮影している。ゴール脇に陣取ったカメラマンがあのアングルから撮ることができたのは、団野騎手が早めに立ち上がったからだ。 …