血統背景からも渋った馬場は問題なし 近年は波乱の多い長距離のハンデ戦のわりに人気上位馬同士の決着が多い。しかし、今年は馬場状態がかなり微妙。3場開催に加え、米BC開催に遠征した騎手が多く、前走からなんと12頭も鞍上が乗り替わる。波乱の可能性がかなりある。 主軸にしたい5歳セレシオン(父ハーツクライ)は今年【1-2-2-0】。ちょっと勝ちみに遅いが、オープンに昇格後も2着、3着。勝負どころの反応が遅いだけで切れ味不足ではない。前3戦すべて上がり3ハロンは最速の「33秒4、33秒1、32秒8」。 それでいて渋馬場はこなし、反応が鈍いくらいだから時計を要するのは不利ではない。半兄ピオネロはJRA、公営通算82戦9勝のタフガイで…