近走好調のセレシオンにも期待が高まる 伝統の長距離重賞として見逃せないアルゼンチン共和国杯は、ジャパンCや有馬記念に向かう新参組を輩出してきた。スクリーンヒーロー、ゴールドアクターの親子は、その中でも、典型的な成功例と言える。毎年出走馬の顔ぶれを見てきてはっきり言えるのは、スタミナに優れた血統の馬が多くを占めていることだ。父馬たちを眺めていると、ハーツクライ、ステイゴールド、ルーラーシップ、オルフェーヴル、ディープインパクトなどの産駒が、勝ち馬に名を連ねている。もちろんこれにスクリーンヒーローも加わるのだが、そんな見方で東京の2500米のGII戦に迫ってみたい。 スタート地点が直線の坂下、従ってこ…