侮りがたい5、6歳馬も… 前日の秋華賞と同じでこのGII重賞に出走する牝馬はみんな名牝系の期待馬だが、今年は三冠牝馬リバティアイランドと同期のハイレベルの4歳牝馬がそろった。 中でも昨年の「ローズS1800m」をJRAレコードの1分43秒0で制した【4-1-1-2】のマスクトディーヴァ(父ルーラーシップ)と、1分43秒2で追い詰めた【3-2-0-0】のブレイディヴェーグ(父ロードカナロア)の二度目の対戦には興味がある。2頭ともに同じ4歳牝馬の中でもキャリアは少なく、まだこれからさらにパワーアップしてくれる可能性を秘めている。 前者はローズSのあとGI・2戦を中心に【1-1-1-1】。後者は古馬相手のGIエリザベス女王杯を制している。そのブレイ…