前回、レース前の競走馬との感情のやりとりについて語った川田騎手。今回は特にレース中の競走馬に注目して解説いただきます。 騎手は常に全力で走ってほしいと願いますが、馬は「みなさんが想像している以上に感情が豊か」だそうです。GIホースたちも例に挙げながら、言葉を使わない繊細なコミュニケーションの世界をお話しいただきました。「気持ちの使いどころ」が勝敗に与える“大きな影響”とは──。 前編はこちら▼ 【競走馬の感情を読む】競走馬との感情のやり取り──競馬でコントロールするための絶対的に必要なパワーバランス【前編】 (取材・構成=不破由妃子) レース後コメントで“リズム”を多用する理由 ──前回は、レ…