通算69戦の生い立ちとは? 先週の土曜日(21日)に英国で、ある現役競走馬の「ラストラン」が、大きな話題となった。 ニューベリー競馬場で行われた開催の第2レースに組まれた、オータムH(芝13F61y)に、馬番3番として出走したノットソースリーピー(セン12、父ビートホロー)が、その馬である。 ここが初出走から数えて69戦目だった同馬。デビューしたのは2014年10月だから、丸10年にわたって現役生活を続けてきたことになる。ちなみに同期のクラシックホースは、ゴールデンホーン、グレンイーグルス、ニューベイらだ。皆、立派なお父さんたちである。 ブライス卿夫妻が英国南西部のコッツウォルズに持つ生産牧場レミントン・グランジで、…