これまで7戦すべてで3着以内と、堅実な走りを見せるメリオーレム。最後の一冠・菊花賞を目指して神戸新聞杯に出走します。 友道康夫厩舎としては、かつて手掛けたGI馬・シュヴァルグランの初年度産駒でもありますが、深堀りしてみると「お父さんと全然違って…」という点が多々。加えて、菊花賞に出走できそうな賞金を持ちながら、あえて前哨戦を使うのには、この馬特有の理由があるのだとか。神戸新聞杯、そして菊花賞に向けて、友道調教師に伺いました。 (取材・構成:大恵陽子) 厩舎では珍しい小倉デビューは誤算続き!? ──メリオーレムはデビュー前から期待が高い馬だったそうですね。 友道 シュヴァルグランの初仔だったので厩舎…