パリ五輪が閉幕した。日本の金メダルは参加国中3位の20個。さらに銀メダル12個、銅メダル13個の計45個となり、金メダルの数もメダル総数も、海外で行われた五輪での最多記録を更新した。 競馬ファンにとっても大きなニュースとなったのは、総合馬術団体での「初老ジャパン」による銅メダルだった。馬術では実に92年ぶりのメダル。同じく馬が出場した近代五種では、佐藤大宗選手が銀メダルを獲得。日本人がこの競技でメダルを獲得するのは史上初という快挙であった。 しかし、いいことばかりではなかった。柔道やバスケットボール、サッカー、ブレイキンなどでは審判の偏った判定が、そして男子400mリレーの組合せや女子スポーツクライミ…