季節による成績差は“性差”ではなく“体格差”が要因の大半(牝馬でも大型馬は夏に走らず⇔牡馬でも小型馬は夏に走る) 「夏は牝馬」という競馬ファンの中では周知の事実として扱われている有名な格言がありますが、結論から言えば「夏は小型馬が有利⇔冬は大型馬が有利」がその根本にあり、それによって「夏は小型馬が比較的多い牝馬が結果的に有利⇔冬は大型馬が比較的多い牡馬が結果的に有利」というのが最も的を射ていると考えます。 まず2021?2023年の牡馬と牝馬の季節別成績(複勝率と単複回収率)は以下の通りです。 牡馬…秋競馬23.5% / 72% > 春競馬23.4% / 76% > 夏競馬22.3% / 74% 牝馬…夏競馬21.8% / 78% > 秋競馬19.8…