4歳馬については実績の“有無”や“高低”に加えて、実績の“早い遅い”がポイントに まずは2019年以降のダート重賞オープン競走における、4歳馬の月別成績はご覧の通りとなっています。 ダート馬の場合にはどの世代においても「3歳時は振るわず→4歳冬も振るわず→4歳春以降から上昇」という成績の推移を歩むのが典型的なパターンとなっています。 その背景としては、まずダート競走(特に中距離以上)のトップ戦線においては、若駒よりも体力面で上回る歴戦の古馬の方が絶対的に有利という下地がありますので、3歳馬が古馬相手に好結果を残すことは至難の業でありレアケースとなっている現実があります。 そして、本来ならば3歳より…