同舞台2戦2勝の差し馬を最上位評価 ローカル開催のハンデ戦は軽斤量を活かしての前残りを狙う馬が多く出走しやすく、初角まで距離が長く1800mよりも先行争いが激化しやすい傾向があることも相まって、やすやすと先行有利にならない。 実際にこの七夕賞においても、2021年のトーラスジェミニ・2023年のセイウンハーデスの前残りが起きた年は前半のペースが35.8と35.5と緩かった事が大きな要因で、反対に2022年は34秒台前半のペースとなり、結果的に差しに有利に働きやすい。 御覧の通り、スローになった2021年のトーラスジェミニ・ロザムールの前残り決着以外において、初角2番手と位置を取った馬の好走はメイショウナルトのみで、差し優…