夏競馬は若手騎手が活躍する季節。その中で注目を集めるのはデビュー3年目の西塚洸二騎手です。今年は24勝を挙げてキャリアハイを更新中。先日のマーメイドSではホールネスで3着と存在感も示しましたが、自身にとっては「寝られなくて……」というほど悔しさを感じた一戦だったそう。 悔しさをバネに、今週末はラジオNIKKEI賞にミナデオロと挑戦。そこに向けての思い、そして20歳がいま考えていることとは。 (取材・構成:大恵陽子) 「悔しさもすごく大きい」環境を変えた3年目 ──今年すでに24勝を挙げ、重賞でも上位争いを演じるなど、最近は活躍が目立ちます。ご自身の中で、どう変化を感じていますか? 西塚 競馬についてより深く考え…