血統で振り返る日本ダービー 【Pick Up】ダノンデサイル:1着 ラスト5ハロン「56秒8」は日本ダービー史上最速。最初の5ハロンが「62秒2」という超スローペースだったので、その差5秒4という極端な後傾ラップとなりました。勝ったダノンデサイルは、日本ダービー史上例を見ない特殊な流れのなかで、逃げ馬の直後で距離ロスなく脚を溜めれたのが最大の勝因でしょう。 父エピファネイアは、前週のオークスで1番人気ステレンボッシュが2着と敗れていましたが、1週間遅れでビッグタイトルを手にしました。自身は2013年の日本ダービー2着馬で、このときの1着馬はキズナ。今回、キズナ産駒のジャスティンミラノをくだして産駒が日本ダービー初制覇…