“ホースマンの夢”と言われる日本ダービー。これまで数多くの名馬を手がけてきたトップトレーナー・国枝栄調教師にとっても悲願のタイトルです。 国枝師が定年までに挑戦できるのは残すところあと2回。「アーモンドアイが出ていれば…」という思いも胸の奥にしまい、農工大コンビでシックスペンスとの日本ダービー制覇に挑みます。 「大学の先輩と後輩」であり、「調教師と牧場長」という関係性でもあるお二人。20年間、時にはチームとして、時には好敵手としてトップ戦線で戦っているお互いへ伝えるメッセージとは──。 前回はこちら▼ “東京農工大学の先輩と後輩コンビ”ステレンボッシュとオークスへ挑む/前編 (取材・文:松山崇) …