22年の南部杯後、一時コンビを解消することとなった川須栄彦騎手とシャマル。今回は、離れた約1年間と黒船賞での復活に至るまでのストーリーを中心にお届けします。 離れた期間も、川田将雅騎手から毎レース報告を受けていたという川須騎手。「今では実りある乗り替わりだった」と振り返ります。関わる人々の努力と想い、シャマル自身の頑張りが詰まった復活劇。二人三脚で歩んできた“裏側”を赤裸々にお話いただきました──。 (取材・構成:不破由紀子) 「川田さん、瑠星には感謝しないといけないな」 ──チャンピオンズCから川田さんに手綱が渡り、シャマルの走りを外から見る立場に。約1年間、どんな思いで見ていたのかなって。 川須 …