データが裏付ける内枠有利の傾向 昨年、3年ぶりに京都競馬場に天皇賞(春)が帰ってきた。そして、勝ったのはジャスティンパレス。1枠1番の勝利に「そうだ、このレースは内枠が強いのだった」と思い出した方も多かったのではないだろうか。 天皇賞春の1枠といえば2012年の天皇賞(春)も思い出される。単勝159.6倍での勝利だった。 京都で行われた過去30回の天皇賞(春)(1991年以降)の枠番別成績を調べると以下のようになる。 1枠の回収率はビートブラックの影響で跳ね上がりすぎているが、勝率は2枠以下を圧倒している。また2枠からもカレンミロティック(16年13番人気2着)、メイショウドンタク(10年16番人気3着)が出て複回収率が高くなっ…