近年稀に見る大混戦は臨戦過程から考える 様々なステップから有力馬が集まり、加えて7年ぶりに牝馬が参戦した今年の皐月賞は、史上稀れな顔ぶれになった。 1月の京成杯、2月のきさらぎ賞、共同通信杯、3月の弥生賞、スプリングSをステップに出走してくるのが定番だが、その他に若駒S、すみれS、若葉S、毎日杯の出走組も加わり、さらには2年ぶりに暮のホープフルSの勝ち馬が、しかも牝馬が牡馬に挑戦するとあって、どうなるのか予測が難しくなっている。 この10年で牝馬の皐月賞挑戦は2回あり、いずれも3月のフラワーC1800米を勝って出走していたが、12着、7着に終わっていた。 今年のレガレイラは、ホープフルSがGIに昇格後初めて牝馬…