ドバイにとってサウジ開催の台頭は脅威となる一方で…? 第28回ドバイワールドカップ開催が、現地時間3月30日(土曜日)に行われた。 9つ施行された重賞競走に集まった顔触れは、過去最高と言っても過言ではないほど充実したものだった。それぞれの路線のトップホースを含む22頭を送り込んだ日本だけではなく、芝のレースにはヨーロッパからも複数のG1勝ち馬が参戦。北米から参戦したのも水準以上の馬たちで、そこに、香港、ウルグアイ、そして地元アラブ首長国連邦をはじめとする中東諸国の精鋭が加わった。 9つの重賞競走を制した馬たちの調教国を列記すれば、サウジアラビア、アメリカ、アイルランド、香港、日本、アラブ首長国連邦、フ…