今年の高松宮記念は特殊なスプリントGIとして記録に残りそうだ また今年も渋馬場は避けられず、5年連続して「重-不良」馬場の高松宮記念となった。スピード能力を競うスプリント戦だけに、ちょっとマイナス要素も考えられた。 ゴール寸戦の微差の接戦をしのいで勝ったのは5歳牡馬マッドクール(父Dark Angelダークエンジェル)。重馬場を1分08秒9(自身の前後半35秒2-33秒7)だった。 重馬場のこの日、2R(3歳未勝利2000m)をインから差し切ったのはモアナフリューゲル(西村淳也騎手)、5R(古馬1勝クラス1600m)でインから抜け出たのはアルゲンテウス(M.デムーロ騎手)、8R(1勝クラス)の芝1200mをアシャカタカ、9Rの芝2200m(大寒桜賞)をシュガー…