独自の手腕で国内外問わず数多くのビッグレースを勝利するなど日本競馬を牽引する矢作芳人調教師と、東大卒で唯一無二の存在感を放つ競馬評論家の須田鷹雄氏が、競馬界の課題に斬り込むスペシャル対談。 第2回のテーマは「地方と中央」について。両組織の本音や様々な障壁、改革をすすめるために必要な条件など熱い議論を繰り広げます。 そして「本当の究極は“一本化”」と語る矢作師がこれからを担う若手に期待することとは──。 前回はこちら▼ 「上位厩舎も下位厩舎も同じ給与」競争原理の働かない旧式の厩舎システムでいいのか(第1回) (構成=須田鷹雄) 一番の障壁“既得権”を崩す一手は“馬の交流の活発化” 須田 地方の話も出まし…