環境の変化にもあまり動じず…草をもぐもぐ! 12月3日の午前8時、1台の馬運車が、筆者が運営に関わるノーザンレイクに到着した。 降りてきたのは、2012年の日経賞で大逃げを打ち、ウインバリアシオン、ルーラーシップらの後続を寄せ付けず優勝したネコパンチだ。 真夜中から朝にかけて降ったであろう雪が薄っすら地面を覆っていた。その雪を少し気にしているようだったが、厩舎に向かう足取りは落ち着いていた。競走馬登録抹消後は東京競馬場で誘導馬、乗馬として活躍しただけあり、牧場というこれまでと違う環境にもあまり動じているように見えなかった。 無口には、東京競馬場の近くにある大国魂神社のお守りがついていた。競馬場…