血統で振り返るエリザベス女王杯 【Pick Up】ルージュエヴァイユ:2着 勝ったブレイディヴェーグに内から食い下がって2着を確保しました。これで3戦連続の重賞2着。着順は同じでも、GIII→GII→GIとレースの格が上がっているので、馬の地力が上昇していることがうかがえます。 母ナッシングバットドリームズは、父フランケル(通算14戦全勝、英愛チャンピオンサイアー)、母デインドリーム(凱旋門賞など欧州G1を5勝)という世界トップクラスの超良血馬。成長力と、大レース向きの底力に秀でた血統構成です。一方、父ジャスタウェイは本格化までに時間を要する血で、距離延長は苦にしない傾向があります。 ルージュエヴァイユは、3歳時にフ…