ダービーも終わり、6月からのレースでは3歳馬も古馬に交じっています。定量戦でもこれまで以上に斤量差があるレースが増えていますが、川田騎手は「夏場のこの時期は、斤量の軽さがより生きてくるんですよね」と話します。そこで今回のテーマは「斤量」について。 馬にとっても騎手にとっても、たかが1キロ、されど1キロ。なぜ、この時期の馬は1キロで大きく変わるのか。そこに付随して、なぜ夏場は若手騎手の活躍が目立つのか。そして今年から変更された斤量制度までお話しいただきました。 (取材・構成=不破由妃子) 「夏場のこの時期は、斤量の軽さがより生きてくる」 ──3回中京の1日目と5日目に出走したオシゲ(牝3・須貝厩舎)は連続2着…